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元新聞記者による辛口コラム・エッセー、イラストと写真です。ご意見ご感想をお気軽にお待ちしています。(記事・画像の無断転載と無断複製・配布を堅く禁じ、万一発見した場合しかるべき処置を取ります)
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老いてもなお意味や価値を求める社会~新年のごあいさつに代えて
 早くも2014年1月も終盤となってしまいましたが、超マイナーな本ブログにアクセスして頂いている読者の皆様、遅まきながら明けましておめでとうございます。共同主宰者からも機会あるごとにブログ記事の掲載を促されているのですが、なかなかうまくいきません。ご迷惑をお掛けします。いろんな理由がありますが、一番の原因は健康不安と時間のなさです。定期健診でひっかり、少し落ち込んでいます。加えてあれこれ雑事が多く、時間をつくるのがとても下手になりました。
 それに精神的かつ経済的な余裕のなさ、昔は年をとればどっしり腰を落ち着けて、物事に対して悠然と構えるようになると漠然と考えていましたが、そう上手くは問屋が卸しません。そんなに存在感があったとは思えないのですが、親の代のように安定感が持てません。むしろ、だんだんきつくなるなあ、という感じです。正直なところ初発の熱い思いはどこへやら、「ものを書く」ことへのリアリティーが減衰しているのも感じます。
 我が身近な一番の批判者は、傍らで「自分で自分を追い込んでいるんじゃないの」「なにをそんなにあくせくしているの」「もっとゆったりと構えて毎日を過ごせばいいだけの話じゃない」と愛のある? 厳しい正鵠を射る言葉の石礫を投げつけてくれます。確かに世の中なんて構え方ひとつです。当方の人生が、障害のある子供と毎日を生きることを運命づけられているので、そうした生き方は自明のはずなのですが‥。いちいち細かなことを気にしていたら、個々の生活場面は立ち行かなくなります。
 ですから、「いい加減」こそ我が人生の最良の指針と半ば開き直っているのですが、これをブログ記事を書けないことの正当化の理由とすることにはできません。みんな同じ時間と空間を共有しているのであり、それぞれに暮らしごとがあります。だれでも忙しく、時間がないのであり、よく言われるように時間はつくるものだと考えることにします。
 で、 今年は「馬」年(干支では「午」)です。大草原を疾駆(しっく)する駿馬(しゅんめ)ように駆け抜けたいとは思いますが、足元の現実はそれを許しません。「もう年だから」と年齢を言い訳にしたくはないのですが、ご多分に漏れず身も心くたびれてきて、思うに任せないのが足元の現実です。無意識に「無理はすまい」「年相応に生きよう」という自己防衛本能が働いてしまいます。
 どうも日本は老いてもなお目標を決め、人生を充実していなくてはいけない、という脅迫観念が強い社会です。死ぬまで「充実」や「意味」を求め、「前向き」に生きることが価値とされます。死ぬまで自然年齢に抗うことを運命づけられるのはつらいものです。政治も経済も文化も、何もかもが余裕を失っているこの国で、依存症を病む人はもしかしたら気楽な人生を手にしているのかもしれません。だって「明日のことは考えず、今日一日を生き抜く」ことがすべてなのですから。当方もこれに学び、せめて残された余生は自然体で気楽に、前述したように「いい加減に生きる」、つまり「ちょうど良い人生の振幅で生きる」という中庸の精神を体現しながら、ふらつきながらも足元の現実を生き抜こうと思います。のっけから言い訳のブログになってしまいました。貴重な読者の皆さま、今年も宜しくお願いします。

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テーマ:ニュース・社会 - ジャンル:ニュース

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